こんにちは!元独立リーガーのしょーとです!
今回は、学生野球資格回復制度についての記事です。
この学生野球資格回復制度ができるまでは、元プロ野球選手は学校の教員になって野球部の指導をすることができませんでした。
しかし、学生野球資格回復制度ができてから、最近では元プロ野球選手が学生野球の監督やコーチになっていることも多くなってきました。
元プロ野球選手の方にもわかりやすいように、申し込み方や当日の流れなども書いてあります。
目次
学生野球資格回復制度とは
2013年からスタートされたこの制度は、学生側とプロ側が互いに協力し合うことで初めて実現された制度です。
かつてはプロアマ規定が厳しく元プロ野球選手は、学生に野球の指導をすることが固く禁じられていました。
しかし、2013年に学生野球憲章が大幅に改定され、元プロ野球関係者でも学生に指導することができるようになるために、「学生野球資格回復制度」が実施されることになりました。
主な学生野球資格回復者

昨年は、井端弘和、川相昌弘、藪恵壹、清水貴之、梵英心などそうそうたるメンバーが受講していました。
このメンバーが学生野球の監督やコーチになる可能性があるというだけでとても楽しみですね!
学生野球資格回復の取得方法
申し込み方
↑こちらをクリックして、順番に入力していけば申し込むことができます。
受付完了後に案内される振込先へ申し込みから10日以内に受講料20000円を送金する必要があります。
また、定員が150人と決まっています。
昨年は定員数を超えたにもかかわらず、申し込み者全員が受講できましたが、なるべく早い申し込みをおすすめします。
資料が届く
受講が決まると日本プロ野球OBクラブから当日に必要な資料が届きます。

画像にある冊子2冊と、NPBプロ研修会に必要な資料、受験票が入っていますので当日忘れることなく持っていくようにしてください。
当日の流れ

受講日は3日間に設定されています。
初日

2・3日目

となっています。
講義は100分に1度10分程度の休憩があるだけで、かなりの長時間受講することになりますので、疲れるとは思いますが頑張ってください。
最後にレポートを書いて提出となるので休憩時間などをうまく利用して書いていくことをおすすめします!
ちなみに場所はまだ決まってないようですが、昨年は初日が関西大学東京キャンパス、2.3日目は立教大学池袋キャンパスで行われました。
週末ということもあり、周辺のホテルはすぐに埋まってしまうため早めの予約をおすすめします。
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受講終了後
受講をすべて終えると、学生野球資格回復研修の修了証が渡されます。
しかし、あくまでも研修を受けただけで、これで学生野球資格回復になるわけではありません。必要な手続きをする必要があります。
手続き
学生野球研修の日に配布される「適性審査申請様式」に、「プロ野球最終球団の退団証明書」「履歴書」を添えて日本野球協会に提出します。
審査が通れば、学生野球資格回復となります。
さらに、実際に学校現場で学生に指導するとなれば、「学生野球資格回復者の指導登録届」を提出しなければなりません。
まとめ
2013年に学生野球憲章が大幅に改定され、元プロ野球関係者でも学生に指導することができるようになるために、「学生野球資格回復制度」が実施されることになりました。
これからの野球界のためにも元プロ野球選手の指導者が増えていくと良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
