こんちには!元プロ野球選手のしょーとです!
わが子が来年中学生になったら「どこで野球をするのが1番いいのかなぁ?」と悩んでいる保護者の方もいるのではないでしょうか。
今回はその悩みを解決する記事です!
中学生になったらクラブチームに入るべきなのか?それとも部活の方がいいのか?最近こういった質問をよく受けます。
お子さんが野球をされている人は必見!
それぞれのメリットデメリットなどをあげながら解説していきます!
目次
メリットデメリット
部活

メリット
- 初期費用が安い
- 月謝がない
- 親の負担が少ない
- 勉強との両立が比較的しやすい
部活はコストがあまりませんし、送迎やお茶当番などもほとんどないので保護者の方はとても助かるポイントですよね。
また、クラブチームに入りレベルが高いところで試合に出られないより、部活でのびのびと試合に出て実力を伸ばしていける可能性もあります。
さらには、クラブチームで過度な練習によりケガをしたり、勉強がおろそかになることもあるので部活の限られた時間の中で技術を磨いていくのも良いでしょう。
デメリット
- 活動時間が短い
- 比較的試合が少ない
- 高度な指導を受けれない
- 部員よって意識の温度差がある
ここで書いたのはあくまでも学校の事情などチームによるものなので、一概にこの通りだとは言えません。
部活はあくまでも学校教育の一環として行われるものなので、野球の技術向上だけを求めていく場所ではありません。
テスト前は部活停止になりますし、最近では教員の働き方改革による、部活の活動時間減少、大会数の減少も多く見られます。
私が考える最大のデメリットは、顧問の先生が野球経験者とは限らないということです。
顧問の先生はあくまでも学校の先生です。たまたま野球の経験が豊富で指導が優れた先生がいればいいですが、まったく野球の経験がない先生が顧問をする可能性もあります。
野球の上達には指導者との出会いは非常に大切ですので、顧問の先生がどのような指導をするのか確認しておくことをおすすめします。
クラブチーム


メリット
- 活動時間が長い
- 試合が多い
- 意識が高いメンバーが多い
- 高度な指導が受けられる
- 高校とのつながりがある
チームにもよりますが、野球をする時間は部活に比べると長いため、経験を多く積むことができます。
また、優れた指導者から高度な指導が受けれたり、意識の高いチームメイトと切磋琢磨しながら技術を磨いていくことができます。
どのような指導者がいるのか、入部するまでに確認することをおすすめします。
デメリット
- 初期費用が高い
- 月謝が高い
- 親の負担が大きい
- 試合に出られない可能性がある
- 勉強に支障が出る
クラブチームはやはり親の負担が大きいです。
行こうか悩んでいるクラブチームに知り合いの人がいるならば、親の負担がどれくらいあるのか確認しておくべきでしょう。また、練習体験に行けばそういった説明も受けることができますので親子そろって参加することをおすすめします。
また、学習面においては、もちろんクラブチームに所属している子たちの中にも勉強と両立してる子もいますが、拘束時間が長く、テスト前であろうと野球はあるので、お子さんが隙間時間を使って勉強ができるタイプなのかどうかの判断はしないといけません。
どちらか選ぶときするべきこと

野球の上達には出会いがとても大切です。
いい指導者。いい先輩。いいチームメイト。
先ほども言いましたが、チームに入る前にどんな指導者や選手がいるか見ることが大切です!
練習と試合を見に行く
体験練習じゃない日の練習と試合両方を見学してください。
子どもも、参加できるなら体験練習じゃない日に練習参加しに行くことをオススメします。無理なら外から一緒に見て雰囲気を感じてもらってください。
体験練習は6年生の子たちに入部して欲しくて開催していますので、体験者に対してはお客さん扱いです。
そこで指導者やチームの雰囲気を判断するのは難しいです。
もちろん複数のチームや部活を見に行くわけですから、時間も労力もかかると思います。
しかし、子どもたちの将来に関わることですので、そこは頑張ってせめて練習だけでも見に行ってみてください。
指導者と選手をみる

どのような指導をしているかを見てください。
例えば
・練習中にミスしたときに、指導者は怒鳴るのではなく、しっかりとミスした理由や改善点を説明しているか。
・選手一人一人に技術的な指導が行き渡っているか。
・挨拶を徹底してるか。
・選手たちの表情はどうか。
・楽しそうに野球をやっているか。
など、見る視点はたくさんありますが、我が子がどのように育って欲しいかを考えてそのチームでいいかを判断しましょう。
もしどのように見て判断すればいいかわからない人は、野球を良く知っている人と一緒に見るのもいいですね!
最後に
どっちを選んだとしても、良いところも悪いところあると思いますし、どっちが良かったというのも結局のところは分かりません。
入部してからも子どもたちの様子を見てのびのび野球ができているか見てあげてください。
親の負担のありなしももちろん選ぶ要素ではありますが、子どもが伸び伸びと野球をしていることが1番大切ですからね!
