こんにちは!元独立リーガーのしょーとです!
今回は、野球選手が体を大きくするための3つのコツについて書いていきたいと思います。
- ご飯はたくさん食べているのになかなか体が大きくならない
- 体を大きくする方法を知りたい
- 食事のとり方やプロテインを飲むタイミングを知りたい
目次
⒈食事の量について
食事の回数を増やす
たくさん食事をとって体を大きくするためには、一日の食事の回数を増やすことが大切です。
一般的な朝・昼・夜の3食とるの間にも食事の回数を増やし、1日6回~7回の食事をとるようにします。
最近では学生野球でも、体を大きくするために練習中におにぎりなどを食べる時間をとっているチームも多くなっています。
またプロ野球選手は特に春のキャンプ中期間はシーズンを戦うための体作りに大切な時期なので、このように食事の数を増やし体を作り上げます。
満腹にしない
体を大きくするために、たくさんのご飯を食べないといけないからお腹いっぱいに食べようとしてませんか?
先程のように1日6回〜7回も食事を取ろうとすると毎回お腹をいっぱいにさせてしまうのはとてもしんどいです。
また人間は1度に体に吸収できる量は決まっていますので、1度の食事でお腹いっぱいにさせないことが大切です。
常に腹6〜7分目くらいまでにして、先ほど述べたように食事の回数を増やしていくことが大切です。
消費量と摂取量を考える
1日の消費量と摂取量を考えて食事をとることが大切です。
ハードな練習などで消費量が多い場合、その分食事で摂取しないと体は大きくなりません。
消費量が摂取量を超えないように、ハードな練習が続くときほど、こまめに食事をとって、体が小さくならないようにしていく必要があります。
またオフの日だからといって、朝ゆっくり起きて食事も2回しか取れなかったなんてもったいないことはしないでください。体を大きくしたい人にとっては、練習がオフの日こそ体を大きくするチャンスです。消費量が少ないときも摂取量をしっかり取るようにすればその分体は大きくなります。
食べやすいものをたべる
人によって好き嫌いはありますし、練習中におにぎりをたべるのが苦しい、という人もいると思います。そういった人は食べやすいものでいいのでたべることをお勧めします。
サヤエンドウのスナック菓子にはタンパク質が結構入っていますし、食品の成分表を見れば意外とこれいけるな。というものはあるので探してみてください。
また塩分は食欲増進の効果があるので、たくさん食べたい人は、取りすぎはいけませんが、味のベースを少し塩ってぽくするのもコツです。
ご飯にふりかけをかけたり、かっぱえびせんが止まらなくなるのはそのせいです。
⒉タンパク質の正しい取り方について
1日に必要なタンパク質の量
体を大きくするためにはタンパク質が大切です。
野球選手ならば、体重×2÷100ほどのタンパク質を1日で取ることを意識してください。
例えば体重が50キロの人は50kg×2÷100となるので、100gとなります。
だいたいですが、お肉や魚100gに対してタンパク質は10gですので、意識して取らないとなかなか到達しない数字です。
タンパク質の取り方
1日に100g以上タンパク質を摂取しようとして、1度の食事で一気に50gも60gをとっても吸収するのはせいぜい30gほどです。一気に取ればいいというものではなく、体が一度で吸収できる程度にして、分けて摂取していくことが大切です。
またタンパク質は摂取してから6時間ほどしか体にためておくことはできないので、5時間や6時間に1度はタンパク質を補給できるように工夫してください。
食事が取れないときはプロテインで補給しても良いので、練習中でも食事時間が空いてしまうと思うときは途中にサッとプロテインでタンパク質を補給しましょう。
サプリメントより食事から

プロテインなどのサプリメントはあくまでも補助食品なので、なるべく食事から取るようにしてください。
またプロテインを飲む際も、同時にカステラなどの糖質を取ることで吸収率を上げることができるので、プロテインだけ取ればいいということにはならないように意識しましょう。
⒊練習の仕方について
選手によって増量したい時期や、期間は違うと思います。ですから、その人がその日にあった練習をする必要があります。
消費させすぎないようにする
先ほどの章でも話しましたが、消費量が摂取量を超えては、いつになっても大きくなりません。
ですので、練習量を一旦減らすのも体を大きくするためのコツです。
例えば、野球には体力が必要だからといって、持久系のランニングをしたり、プールで長い距離を泳いだりすると当然消費量は多くなります。そういった練習を体を大きくしたい時期は一旦やめてみるのもいいでしょう。
頑張りすぎないようにする
真夏の練習を頑張りすぎて、バテてしまいご飯が食べれないといった経験があると思います。
そうなってしまうとせっかく体づくりをしていても、一気に痩せてしまってとてももったいないです。
練習は自分のためにやるので、夏バテしないように頑張りすぎず、食事もしっかり取れるようにすることが大切です。
練習を死ぬほど頑張っても、食事を取れないほどバテてしまうような選手は自分の体のことを何もわかっていない選手です。
自分の体やコンディションをコントロールする能力が野球上達のためには必要だということを忘れないでください。
頑張りすぎないためには、勇気が必要です。それに関しては下の記事に書いてあります。

まとめ
体を大きくするためには、食事の仕方、タンパク質の取り方、練習の取り組み方が大切です。
体を大きくしたい時期は勇気を出して、練習量を減らしてみてください。