こんにちは!元独立リーガーのしょーとです!
- 練習ではできているのになぜ試合になったらミスが多いのだろう。
- 練習通りできたら強いチームなのになぁ。
と思ったことはありますよね?
子どもたちだけでなく私たち大人も本番になるとつい緊張してしまい、本来の力を発揮できないといったことがあると思います。
今回は試合で緊張せず、自信を持ってプレーできるようになる方法を紹介します!
またミスしたときの切り替え方も紹介していきます!
なぜ試合で緊張してしまうのか
結論から言いいますとその場面に慣れていないからです。
皆さんも大勢の人の前で話をするときに緊張したことがあると思いますが、その理由は慣れていないからです。
慣れていないので失敗したらどうしようと考えてしまいます。
人は慣れていないと緊張してしまう生き物です。
その代わりに慣れると緊張しなくなります。
大勢の人の前で堂々と話をしている人も初めから堂々と話していたわけではありません。何度も繰り返し経験することで慣れているのです。
試合を想定して練習する

試合で緊張しないようにするためには、練習から試合を想定して行うことが大切です。
試合を想定して何度も繰り返し行うことで試合の緊張感に慣れていけばいいのです。
どのように想定するのか
バッティング
- 1球1球ランナーやカウントを想定して打つ
- エンドランや送りバントも1球で成功させるという緊張感を持ちバッティング練習な合間にいれる
- 実際にランナーを置いて、どのようなバッティングをするか課題を立ててバッティングを行う
ノック
- 内野手なら常にツーアウト3塁など試合のときに打球が来たら緊張する場面を想定しながら行う
- 実際にランナーを置いて、打球に応じたプレーができるように練習する
- 全員ノーミスなど課題を与えて緊張感を持ち練習する
ピッチング
- ブルペンの投球練習から試合を想定したようにコースに投げ分ける
- 配球を考え、球種が1球1球変わっても自分の思い通りのコースに投げれるように練習する
- 試合同様にイニング間の休憩時間を取りながらひと試合投げられる練習をする
このように、練習するときは常に試合のためになっているか一度考えて、練習に取り組むようにしていきましょう。
チームメイトと同じ練習をしていても、どれだけ試合のつもりで練習しているかで差が出るので、試合の結果も必ず変わってきます!
何度も繰り返し試合を想定して練習することで、試合で同じ場面になっても自信をもってプレーすることができます。
エピソード
私も現役時代に前進守備でのバックホームで守っているときに緊張してしまいミスをするといったことがありました。
ランナーをつけて5連続アウトにするまで終わらないというような少し頑張れば達成できるような課題を設けて、緊張感を持ち練習した覚えがあります。
このように実際に自分が試合のどういった場面で緊張してしまうかを知り、それを克服するために同じ場面を想定して何度も練習することが大切です。
それだけで緊張しなくなるのか

たしかに練習でいくら試合の想定をしても実際の試合とは違うから、結局試合でミスするんじゃないのかと思うかもしれません。
その通りです。ミスはなくなりません。
なぜなら、プロ野球選手だってミスをするからです。野球は失敗をするスポーツです。
失敗がなければ、打者は全員10割バッターですし、ピッチャーは毎試合完全試合です。
しかしそんなことはあり得ません。あのイチロー選手でさえも10回のうち7回はアウトになります。
その失敗を最小限に抑えるために、日頃から試合を想定して練習に取り組むのです。
切り替え方

それでも、もしミスしてしまった時は「プロ野球選手でもエラーする」と思って切り替えましょう。
野球は取り返せるスポーツなので守備でエラーしてもバッティングで取り返せばいいのです。
悔しがったり、反省するのは試合が終わってからにしましょう!
まとめ
- 試合で緊張しないようにするためには、練習から試合を想定して行う!
- 自分が試合のどういった場面で緊張してしまうかを知り、それを克服するために同じ場面を想定して何度も練習する!
- ミスしてしまった時は「プロ野球選手でもエラーする」と思って切り替える!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
