こんにちは!元独立リーガーのしょーとです!
皆さんは子どもたちに指導するとき、声かけの仕方を意識していますか?
- なんど言っても話が伝わらない
- なんど言っても同じ失敗をする
と悩んでいるのではないでしょうか?
誰でも伝わる話し方の3つのコツは↓

子どもたちは声かけの言葉が1つ違うだけで理解度が変わったり、行動が変わったりするものです。
そこで、今回は正しい声のかけ方について書いていきたいと思います。
どのような声かけがいいのか

その正しい声のかけ方とは肯定的な言い方を使うことです。
声かけには、否定的な言い方と肯定的な言い方があります。
例えば、
否定的な言い方
- 低めボール球を振るな
- 高めに投げるな
肯定的な言い方
- 高めのボールを打とう
- 低めに投げよう
このように結果的に同じことを伝えようとしても否定的な言い方と肯定的な言い方があることがわかります。
なぜ肯定的な言い方なのか
大人でもそうですが、特に子どもは言われた「単語」を意識してしまいます。
つまり、子どもたちに「低めを振るな」と指導しても、「低め」を意識してしまい、結果的に低めに手を出してしまいます。
一方で、低めを振って欲しくないため「高めを振れ」と指導すると、低めを振らずに高めをねらって振っていけるようになります。
子どもって学校でも、「廊下を走るな!」って指導するより「廊下は歩こうね」って指導するが効き目があるんですよね。
エピソード

実際に個人レッスンに来ている小学生に指導したときの話です。
その子は、ランナーが3塁にいるようなチャンスでよく三振をしてしまうと悩んでいました。
そこで、打席でなにを考えているかを聞いたところ、あるコーチにチャンスのときに三振するなと言われて三振をしないように意識していると答えました。
しかし、結果的に三振をしないように意識したため三振が増えていたわけです。
そこで私は、チャンスなんだから、思い切り振りに行ってヒットを打てばいい。と指導しました。
その次の試合でチャンスでヒットを打てたと連絡がありました。
言い方だけで変わるのか

確かに、三振をして欲しくない場面で、ヒットを打てと指導すればヒットを打てるようになるかといえば、そうではないかもしれません。
三振をしてしまうことももちろんあるでしょう。
しかし、皆さんも「トイレに行くな」って言われたらトイレに行きたくなるということがあると思います。
案外、私たちも言われたことの単語を意識してしまい行動してしまうのです。
意識して欲しい単語を使い、肯定的に伝えることで行動も変わってくるのです。
まとめ
子どもに指導するときは、意識させたい単語を使い、肯定的な言い方で伝えるようにしましょう。
そうすることで、その単語を意識して行動することができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
