こんにちは!元独立リーガーのしょーとです。
みなさん、独立リーグの選手は実際どれほど給料をもらっているのか気になりませんか?
今回は、プロ野球独立リーグの選手の給料について書いていきたいと思います。
独立リーグ選手のセカンドキャリア↓

ズバリ、独立リーグの選手の給料は月で10万円~40万円と決まっています!
給料の制度について詳しく見ていきましょう!
給料について
プロ野球選手というと、シーズンを終えると毎年契約更新というものが行われ、来年の給料が年俸(1年間の給料のこと)で提示されます。
しかし独立リーグでは、月ごとに支払われ、かつシーズン中のみ給料が発生します!つまり1年間でおよそ6~7ヵ月ほどしか給料はでません。
また、上限は40万円ですが、独立リーグ全体の平均月給は15万円程度だといわれています。
実際に私のチームメイトにも上限の40万円をもらっている選手は一人もいなかったと思います。かなり厳しいですよね…
給料が低い理由は選手たちに「絶対プロ野球選手になるんだ!」という強い気持ちを忘れないようにするためでもあると思います。
プロ野球選手(NPB)なればお給料もグンと上がりますから、独立リーグで満足せず、なんとしてもプロ野球選手になってほしい!というリーグの思いもあるわけですね。
インセンティブがある

給料以外にインセンティブ(出来高の報酬)がつくことがあります。
球団によって違いはあるのですが、その選手の試合での活躍によってプラスαで報酬がもらえることがあります、例えば、試合でヒットを打った、ホームランを打った、ピッチャーなら完封した、勝ちがついたなど活躍の度合いによって金額が変わってきます。
これは選手にとってかなりのモチベーションにつながっていました。また、勝利したときのみインセンティブがでるきまりになっているチームもあり、選手たちは必死でした。
しかも、このインセンティブに関しては、給料とは別の報酬となるので、上限であった月40万円をもらっている選手であっても、それに上乗せしてもらうことができます。
つまり実力があり活躍すれば、それなりのお給料にはなるということですね。
しかしながら、先ほどいったように球団によって金額設定は全く違います。
これは基本月給にも言えることですが、プロ野球の球団のように、独立リーグにもお金持ち球団や、まだ発足したばかりでお金があまりない球団もあります。
それによって給料やインセンティブはかなり差があるということも知っておいてください。
個人スポンサー
球団のスポンサーとは違い、選手個人にスポンサーがつくと、そこからお金などを頂くことができます。
元プロ野球選手は、名前も売れているため、個人スポンサーも多くついており、ここからの報酬も多いようです。
道具支給がある

これまで書いてきたお金の話とは別に、リーグによって道具支給があります。
多少はチームによって違いはあるみたいですが、これは契約書にも書いているのでどの球団ももらっています。
例えば、試合で使うユニフォーム一式、バット、スパイク、ヘルメット、プロテクターなどです。とってもありがたいですよね。
ただし、支給されると書きましたがこれらの道具はあくまでも球団のものなので、チームを離れるときに返すというきまりになっています(中にはもらえるのもあります)。
ユニフォームは毎年球団に回収されて、それをファンの人たちにオークション形式で売る球団もあります。選手によっては相当な売値になることも...!
ファンからの差し入れがある

独立リーグといえども、地元の人たちはかなりのファンになってくれます。また、球団のファンだけでなく個人を応援するファンもいます。
そういったファンの人から差し入れをいただけることがあります。
これは選手にとってかなり嬉しいです。個人的にいただけると、自分のプレーで応援したいと思ってくれていると感じるのでより一層やる気がでてくるわけです。
まとめ
給料は少ないが、そのほかでも様々な報酬がある!
皆さんも独立リーグに挑戦してみてはいかがですか?
