指導者向け

素振りが楽しくなる!1番効果的な素振りの仕方とは?

こんにちは!独立リーガーのしょーとです!

 

素振りって面白くないし、つまらない練習だと思っていませんか?

 

こんな人に読んで欲しい
  • 野球の指導をしている
  • プロ野球選手を育てたい
  • 子どものバッティングを良くしたい
  • 子どもが素振りはつまらいと言ってやらない

 

今回は、素振りが楽しくなる1番効果的な素振りの仕方について書いていきたいと思います。

効果的な素振りのやり方

試合を想定する

素振りは試合で打てるようになるためにします。そのため、まずは試合を想定して行うことを前提としてください。

 

素振りを行う理由についてはまずこちらの記事を読んでください↓

素振りは意味がない?素振りをする理由とは?こんにちは!独立リーガーのしょーとです! 今回は、野球のバッティング練習の中でも基本と言われる素振りについて書いていきたいと思いま...

 

コースを9分割する

 

画像のように、ストライクゾーンを9分割していろんなコースをスイングするようにします。

 

また、各コースを3回ずつ振り、コースの順番は遠いところから遠いところを振るようにしてください。

 

アウトコース低め→インコース高め→アウトコース高め→インコース低め→真ん中高め→真ん中低め→アウトコース真ん中→インコース真ん中→真ん中

※コースに書かれている数字は振る順番です。

 

アウトコース低め→アウトコース真ん中→アウトコース高め→真ん中高め→真ん中→真ん中低めインコース低め→インコース真ん中→インコース高め

 

なぜコースの順番は遠いところから遠いところを振るのかというと、野球の配給は、遠いところから遠いところへ投げてくるのが基本だからです。

 

そのような配球をすることで、次の球がより遠くに見えたり、違った打ち方をしないと打てないので、打ち取る確率が高くなるのです。

 

ですからバッターは、素振りのときから、インコース高めを振った後にアウトコース低めをしっかりと自分の理想とするスイングをする。このような練習することが大切なのです。

 

投手を想定する

コースを分割したら、そこに投げてくるピッチャーを想定して素振りをしてください。

 

右投手、左投手、右投手サイドスロー、左投手サイドスロー、右投手アンダースロー、左投手アンダースロー、二段モーションの投手、セットからのクイックで投げてくる投手などどんな投手が来ても打てるように想定して素振りを行うことが大切です。

 

イメージが難しいときは、プロ野球選手の投手を想定して素振りを行うことをおススメします。

 

球種を想定する

 

球種はたくさんあります。なのに素振りではストレートのタイミングでしか振っていない。ということはやめてください。

 

必ず、全球種練習するようにしてください。最低でもカーブ系と落ちる系の球種は多くのピッチャーが投げてくるため練習する必要があるでしょう。

 

右投手のストレート→右投手のカーブ→右投手のフォーク→左投手のストレート→左投手のカーブ→左投手のフォーク

 

逆打ちの素振りもする

必ず逆打ちの素振りも行ってください。一方だけの素振りばかりになってしまうと、体のバランスが偏ってしまいます。

 

メディアではそのような風景があまり取り上げられることはありませんが、これはプロ野球選手もみんな行っていることです。

 

私の場合は、必ず逆打ちのスイングをしてからバッティングを行っていました。その方が体のバランスが整い良い感じでスイングすることができたからです。

 

効果的な素振りのやり方のまとめ

 

  1. 右投手のストレートを想定し、9分割したコースを各3回ずつ振る(27回)
  2. 右投手のカーブを想定し、9分割したコースを各3回ずつ振る(27回)
  3. 右投手のフォークを想定し、9分割したコースを各3回ずつ振る(27回)
  4. 左投手のストレートを想定し、9分割したコースを各3回ずつ振る(27回)
  5. 左投手のカーブを想定し、9分割したコースを各3回ずつ振る(27回)
  6. 右投手のフォークを想定し、9分割したコースを各3回ずつ振る(27回)

 

これだけで27回×6で162回スイングしていることになります。これに、投げ方、球種、逆打ちもさらに追加で行えば、軽く300スイングは越えてます。

 

このように試合を想定しながら素振りを行うことで、結果につながる練習ができ、何も考えずに振るような面白くない素振りにはなりません。

 

まとめ

試合を想定し楽しくなるような素振りをしよう!

 

素振りを行う理由や、素振りの仕方をしっかりとお子さんなどに説明することで、子どもたちも納得し、意欲をもって取り組んでいけるようになりますよ!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!