こにちは!元独立リーガーのしょーとです!
今回は、プロ野球中継の正しい見方について書いていきたいと思います。
プロ野球選手になりたいと思っている人は、プロ野球中継を必ず見るべきです。
その理由と正しい見方についてみてみましょう!
プロ野球中継をみるポイント
プロ野球には見るポイントがいくつかあります。自分の好きなチームが勝った、好きな選手打ったといったように見るのではなく、いろいろな視点でポイントを絞りながら見ていく必要があります。
今回はその中でも特に重要な3つのポイントを紹介していきます!
配球を見る

配球とは
野球で、投手の打者に対する投球の組み立て。球質やコースの変化などの取り合わせのしかたをいう。コンビネーション。
出典 小学館
一番簡単な見方は、「自分なら次これを投げる」「自分なら次の球はこのコースを待つ」といったように想定しながら見る方法です。基本的に配球というものは、ピッチャーがバッターに打たれないように考えて決めていくものです。ですから、そのバッターの苦手な球種やコースや目が慣れないように対角線で攻めたりといろんな攻め方でバッターを打ち取ろうと考えるわけです。はじめは意識して見ていてもわからないかもしれませんが、これを続けていくと、攻め方のクセが分かったり、ピッチャーが得意な球などがわかってきます。
学生野球はほとんどがトーナメント方式や短期決戦の戦いなので、打者の調子が良かったり、ずば抜けた実力があれば、配球を考えなくても打てることができたり、抑えたりできるかもしれません。しかし、プロ野球になると年間140試合以上戦うことになります、そうなってくると、どんな選手も調子を落としたり、一流の相手と対戦したりすることがあります。そこで確率を考え、配球を読みながら対戦していく必要があるのです。
鳴り物入りでプロの世界に入ったバッターなども、実力はあるのになかなか一軍で活躍できない選手は、配球を理解していない選手が多いです。プロの世界を意識している人は、いち早く配球のパターンや基本は抑えておくべきです。
試合の流れを読む

皆さんは、「ピンチの後にチャンスあり」という言葉はご存じですよね?
野球は流れのスポーツです。一球で流れが変わったり、ピッチャーが代わったことで流れが変わったり、いろんな場面で流れが変わっていきます。そういった流れを何度もプロ野球中継をみていくと掴むことができます。
流れを読むことができれば、自分でプレーするときに、今相手に流れが行きかけているから「ここでタイムを取ろう」とか、「牽制球を入れておこう」とか、「この回の先頭バッターは絶対抑えよう」など考えることができ、少しの工夫で流れを自分たちに持ってこれるのです。そしてそれが、チームの勝利につながるのです。
スカウトの人は、野球をよく知っているとそれだけで選手の評価は上がりますから、こうした野球の技術以外も磨いておくことが大切です。
技術を盗む

ひたすらプロ野球選手のプレーを見て技術を盗みます。そのときに、どのような体の使い方をしているかという視点で見ることが大切です。
悪い例
- パワーがすごい!
- 思い切り振っているなぁ!
- ナイスプレー!!
良い例
- 今のはヒットにはならなかったけど、右足の使い方がうまいなぁ!
- どうやったらあんなになめらかに捕球できるんだろう?股関節の使い方かなぁ?
- 今のエラーは正面に入って足が止まっていたからだね。
なんとなくわかりますか?
はじめは難しいかもしれませんが、結果だけで見るのではなく、どういった体の使い方でプレーしているかを常に見るようにしてください。スローモーションが流れたときは大チャンスです。今はyoutubeでもいろいろ動画が上がっていますから、体の使い方に着目して見てみましょう。
まとめ
家族がいて、ほかのテレビ番組ばかりでプロ野球中継をみせてくれないときは、正しい野球の見方の3つのポイントを言って「本気で勉強したいからみせてくれ!」と言ってみましょう。
本気が周りに伝われば、みんな応援してくれますから。